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塩の芸術家・山本基さんとNat-m.(ナットムール)

私は『未来シアター』という番組が好きでよく観ているのですが、
(映画『ニュー・シネマ・パラダイス』からインスパイアされている番組だと思います。)
先週の放送で「塩の芸術家・山本基さん」という方が紹介されていました。

山本基さんは、塩のみを使ってアート作品を制作される世界で唯一の塩のアーティスト。
塩で作品を生み出す理由は、19年前に最愛の妹さんが脳腫瘍で亡くなったことがきっかけだそうです。
悲しみの中、お葬式のテーマで作品をつくろうと思った時に、葬儀で使用されたお浄めの塩の存在をふと思い出され、塩を使用した作品を作ることに。
山本基さんが塩で作品を制作されるのは、「亡くなった妹との思い出にもう一度出会いたい」ため。
それは全ての作品に共通するベースにあるものだそうです。
作品名には、『記憶』や『迷宮』という言葉が多いです。

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柿沼康二さんの「書」とホメオパシー

書家の柿沼康二さん、少し前にテレビで拝見して初めて知りました。
「書」はアートたるか?ということを中心に語られていて、弘法大師の臨書の話など、とても興味深かったです。
作品は平面・2Dだけれども、書く時は立体・3Dの世界。
アーティストは世捨て人のようなところがあると思う、とおっしゃっていました。
今、WEB版・日本経済新聞でコラムが連載されていて、こちらを読むとより書の奥深さ、魅力が伝わってきます。
▼柿沼康二のダイレクトメッセージ
http://www.nikkei.com/life/column/page/?uah=DF161120129855

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エル・グレコの世界観

エル・グレコ 『無原罪のお宿り』
先日、エル・グレコ展に行って来ました。独特の世界観でした。
大体の絵が顔が細長くて青白く(青暗く)、手が男性も女性のように細い。
奇怪な全体に引き伸ばされた感じの絵。死にそうでいて生命力と躍動感を感じる。
彼の人生そのものが出ているのかもしれません。
『無原罪のお宿り』は迫力ありました。らせん状に描かれていて、しゃがんで下から見上げると天に吸い込まれそうでした。

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レンブラントの絵とセピア

rembrandt
先日、神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイス美術館展に行って来ました。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とても魅力的でした。
あの光の陰影が素晴らしいのかなぁ~。
角度を変えて色々な方向から観てみたのですが、どこから観ても少女に見つめられている気がしました。
片目ずつ光を描いている角度が違うからでしょうか。
ターバンや真珠という不思議な組み合わせだからでしょうか。
写真や印刷物ではあの絵の魅力は伝わらないですね。
本物は全然違っていました。
他のどの絵よりもシンプルで、ずっと観ていられるような絵でした。

そしてもう一つ私が楽しみにしていたのはレンブラント。
レンブラントの自画像、若い頃と老年のものとが展示されていたのですが、どちらも髪の毛はモクモクと柔らかく描かれていました。
そのモクモクした感じが、まさにイカが墨を吐いたような(イカ墨のような)、墨汁みたいな感じでした。

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